法律家のたまごの日誌

行政書士を取得するまでの体験記や、難しい法律を分かりやすく説明をするサイトを目指しています。

合格体験記:本を買う時の注意点

私がどんな本を買ったかを前回の記事で紹介しました。

本について、少し注意点があるので記載しておきます。

 

一度、手にとって中を見てみよう

勉強する資格が決まったら、
その教科書や問題集を購入される方が多いと思います。
通信教育や予備校を使うのであれば、
本についてはそちらの指定があったりしますので
自分で買うことはないかもしれません。
ですが、独学であれば
どの本を買うかを決める事も自分で選ぶ必要があります。

「Aさんは、この本を買って合格した」
「Bさんは、この本を薦めた」
うまくいった人の意見を聞くのは大事です。
しかし、本には相性があります。
他人がこれが良かったと言っても
自分が使い辛ければ意味がありません。

特に教科書を買う際は、
買う前に本屋で一度手に取り
中身をパラパラと見る事を推奨します。
これから何ヶ月も共にする教科書です。
本の重さ、内容の書き方、色使い などなど
色々選ぶ基準があると思います。

出来れば最新版を

本を買うには、
今までであれば本屋という選択肢しかなかったのですが、
最近はネットで買う事もできます。
メルカリやラクマなどのフリーマーケット
中古を買えばそれなりに安く手に入れる事ができます。

しかし、ここで注意点があります。
法改正です。

直近であれば、行政書士試験の出題範囲の中で
民法の大改正がありました。
令和元年度(2019年)と令和2年度(2020年)は
民法が変わっています。

特に時効だったり、
他人物売買などの時の契約解除や損害賠償請求等の仕組みは
大きく変わってます。
改正前民法の教科書で覚えても試験では点が取れません。

フリーマーケットで安く手に入っても
意味がないので注意が必要です。

 

(余談)
私が勉強した事がある資格で例を挙げると、
社会保険労務士
 法改正が頻繁にあるので極力最新版が良いと思います。
測量士補
 法改正が5年以上前なので、
 そこそこ新しい本であれば十分かなと思います。

試験の出題傾向に合わせて書く内容を変えてたりしますので
法改正がなくても新しい本の方がよりよいと思います。