法律家のたまごの日誌

行政書士を取得するまでの体験記や、難しい法律を分かりやすく説明をするサイトを目指しています。

AIに取って代わられる職業

私、元々お笑い番組やドラマを全く見ないので、
正月は見るテレビ番組がないだろうなぁって思っていました。
しかし、元旦の朝から羽鳥アナが司会するニュース番組が放送されていたため、
「珍しいなぁ」と思い見てしまいました。

その番組内で「今後AIに取って代わられる職業」を紹介していました。
AIに取って代わられるというのは何年も前から言われ続けてますが、
その中に「弁護士」がありました。

弁護士に限らず、「士業はオワコンだ」なんて
巷ではよく言われてます。
司法書士なんて年々受験者数が減る一方らしいんですが、
求人情報誌なんかでは月収40万円なんて募集があるぐらい引っ張りだこなんです。
本当にオワコン?そう思えてしまいます。

他人の土地の登記をやるには資格が必要です。
裁判の代理人として法廷に立つのも資格が必要です。
日本には法律があって遵守しなくてはなりません。
どんなにオワコンだと言われても、法を犯す事はできません。

また、どんなにIT化しようと、ITの先にいるのは人です。
AIに諭されたり指示されたりして
人が納得できるかどうかの問題もあります。

従来の書き物仕事などはAIに取って代わられたとしても、
それ以外は相当時間がかかるんじゃないかと思っています。

 

あ、、そして、
AIに取って代わられない職業として「介護職」が挙がっていました。
そりゃ、確かにそうだろうと思う反面、
低収入で重労働だから
需要があっても供給が足りなくなってしまうんだよ
と思ってしまいます。
番組側の制作意図が分かりませんが、
取って代わられない=安全 というイメージで制作していたならば、
それは印象操作に近いものに思えてしまいますね。
いくらテレビがやっている内容と言え、
ちゃんと自分で吟味しなければなりませんね。