法律家のたまごの日誌

行政書士を取得するまでの体験記や、難しい法律を分かりやすく説明をするサイトを目指しています。

合格体験記:初学で独学で行政書士試験勉強 準備編

初学者で独学で行政書士試験に合格。
私がどのように勉強を進めたのかをまとめてみたいと思います。

期間を分類

当時の事を振り返ると、
本格的に勉強したのは3月の中旬からですが、
2月頃から資格の事について色々調べていたと思います。

準備編、初期編、中期編、後期編という具合で
分けて記事を書いていきたいと思います。

 

準備編

ちょうど今時期の2月頃に、
自分の置かれている状況や当時の年収などを考え、
「このままではダメだ」と思い始めました。

しかし、自分が長けているIT業界に戻るつもりもないので、
別の武器を持たなきゃいけない。
「そうだ、資格を取得しよう」そう思ったのです。

元々、法律について詳しくない事に危機を感じていました。
法律を知らないと自分の身が守れない、
最低限、自分に関係する法律は知るべきだと思っていたからです。

そこで、法律に関する資格を取ろうと思い始めました。

税理士、司法書士社会保険労務士行政書士・・・、
他にもたくさんありますが、8士業に絞りかつ
自分が狙えるものをピックアップしました。

税理士

私、実は日商簿記2級を持っていまして、
その延長線上にある税理士はどうかと思いました。
しかし、日商簿記2級を取ったのは高校2年生(約20年前)の時。
そのためかなり忘れている事、
税理士は日商簿記1級の知識が必要という事を加味すると、
日商簿記1級を勉強し、さらに税理士の勉強となると
かなり長い道になると思い、除外しました。

 

司法書士

巷では勉強時間が3000時間必要と言われているこの資格です。

受験願書の締め切りは5月中旬、
試験日(筆記試験)は7月上旬 のため、
2月からやっても間に合わないと思い、除外しました。

社会保険労務士

元々、法律を学ぼうと思ったきっかけが
自分が年金に対して無知な事です。
その年金に関わる士業は、この社会保険労務士になります。

巷で言われいる必要勉強時間は約1000時間以上、
受験願書締め切りは5月下旬、
試験日は8月下旬 のため、
欲を言えば年初から勉強を始めれば間に合いそうですが、
2月からだとギリギリ間に合うかどうかと思います。

本当はこの資格が欲しかったんですが、
日程的に厳しいので、一旦保留しました。

行政書士

巷で言われている必要勉強時間は800〜1000時間程度、
受験願書締め切りは8月下旬、
試験日は11月上旬 のため、
2月から勉強して間に合うと思いました。

この資格に思い入れ等はないのですが、
日程的に大丈夫そうに思えました。

 

最終的な決断

上記で書いたように自分の力量と比べたり、色々調べた結果
社会保険労務士行政書士のどちらかにしようと絞りました。
最終的にどっちを選ぶかは
本屋で参考書を手に取って見て決めようと思いました。

多少困難な資格でも自分に耐性や適性があれば乗り越える事ができるし、
逆に簡単な資格でも自分に合っていなければ取る意味がないからです。