法律の勉強方法について(経験則に基づく個人的意見)
小学校や中学校でやる勉強方法は、
例えば「足し算を覚えるまでやる。何故ならば掛け算で足し算を使うから」ように
前の分野が分かるまで次に進まないような勉強方法の傾向があります。
しかし、法律は別物です。
私は行政書士試験に合格した体験談、
そして今、測量士補の勉強で得た経験談に基づきますと、
法律の勉強をする上において、
薄く広く繰り返しやる方が効率的だと思っています。
私は今、測量士補の勉強中で、
教科書を使っての勉強は1月中旬から、
過去問の大回転は2月中旬頃から行なっています。
過去問を回し始めた当初、
以下の類いの問題が全く解けませんでした。
もちろん教科書を見たり、解説動画を見ましたが、
全く頭に入ってこない。理解できない。
なので、この類いの問題は常にスルーしていました。
そして時は経過し、4月中旬。
過去問の大回転を始めてから2ヶ月経過しました。
その間にも上記の問題はスルーし続けていましたが、
弱点を残すのもどうか・・・と思い、再度チャレンジしてみました。
チャレンジした時は、
相変わらず全く解けなかったのですが、
解説動画を見ると何故か要領を得たと言うか
解けるようになったのです。
おそらく2ヶ月前の全く理解できなかった時は
「あれも覚えなきゃ」、
「ここも覚えなきゃ」と
そんな状態だったので余力がなかったのだと思います。
それが、試験範囲のほとんどをある程度できるようになった余裕と
別の分野の知識がついた事で
2ヶ月前に苦戦していたものが簡単に思えるようになりました。
法律の勉強って
分からない所は一旦スルーしても良い。
私はこれで良いと思っています。
特定の分野のチカラを身につけた時に、
他の分野のチカラもいつの間にか身につき、
以前苦戦した事が嘘のように理解できるようになる。
だから、一箇所に重点的に時間を割くよりも
広く浅くやる方が良いと思っています。
もし重点的にやった所が苦手範囲ならば
モチベーションの低下も懸念されますしね。