法律家のたまごの日誌

行政書士を取得するまでの体験記や、難しい法律を分かりやすく説明をするサイトを目指しています。

合格体験記:初学で独学で行政書士試験勉強 中期編その1

前回の日記で教科書と問題集の演習を始めました。
その期間はおおよそ3ヶ月です。
3ヶ月間、一所懸命勉強したので
合格ラインが近いだろうと思い始めた頃です。

現在の実力の確認もしたかったのもあるのですが、
元々、試験の5ヶ月前から過去問をやる予定にしていたので
6月から過去問に取り掛かりました。

 

中期編その1

使用した本

みんなが欲しかった!行政書士の5年過去問題集

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5年分が良いのか?10年分が良いのか?
という議論がありますが、
そりゃ5年より10年の方が良いです。
ただし、やる時間があるならばの話です。

過去問は1回やったら終わりじゃないです。
何回も繰り返したり、復習したりする時間が必要ですので、
10年を選べばそれだけ時間が必要になります。

過去問のやり方

私が立てたスケジュールでは6月(試験日の5ヶ月前)から
過去問をやる予定でした。

「5ヶ月前って早すぎじゃない?」
そう思う方も多いと思います。
なので私の過去問のやり方をご紹介します。

私の過去問のやり方は
・試験さながらの時間配分でやる事
・テスト結果は正誤判断だけでなく、復習に時間を割く事
・週一回やる事
です。1つずつ考えを書いていきます。

 

試験さながらの時間配分でやる事

行政書士試験は13時から3時間の試験時間で行われます。
それに似せるように、
私は昼から集中できる場所に移動して3時間やっていました。
これはやってみたら分かるのですが、
3時間ぶっ続けで集中する事はものすごく大変です。
これに慣れる必要があります。

 

テスト結果は正誤判断だけでなく、復習に時間を割く事

テストやった。
正否つけた。
何点とれた。

それで終わったら何の意味もありません。


正解した問題もたまたま5択の中で正解が分かっただけで、
残りの4択のどこが不正解なのか理解していない場合があります。

「5つの中から正しいものを選べ」という問題なら4つは誤りです。
では、その誤りの文章の内、どこの部分が誤りか理解できていますか?
例えば年数が2年じゃなく3年と書いてあるなら正しいとか判断できますか?

復習は徹底的にやります。
テストが終わった日から次のテストまで6日間あります。
肢を分解し、分からなければ教科書に立ち返り、六法を引き、
徹底的に復習します。

週一回やる事

上記で書いた通り、復習が最大のインプットとなり、
そこで理解度が増します。
しかし、最初のうちは多くの問題が復習の対象となっている事でしょう。
1日2日ぐらいじゃ終わらないと思います。

1問 は5つの肢に分けられるため、
1つの肢の確認で5分かかったとしたら、
1問は25分、約30分かかります。
そのペースでいくと、3時間で6問しか復習できません。
でも最初はそれぐらいのペースで良いと思います。
私は全部の復習に6日間かけていました。

この復習こそが大事なので、週一回ペースが大事なのです。

 

なぜ6月(試験日の5ヶ月前)から過去問か?

5ヶ月と言うと1ヶ月を4週間と考えると
約20週間となります。
私のやり方は1回の過去問で1週間使用しますので、
20週を5年分の過去問をやるとなると
各4回分のペース配分となります。

もし、5年分じゃなく10年分の過去問の場合は
半分の各2回となってしまいます。
人間って2回やったぐらいじゃ、覚えてないところがありますよ。

そんな低い理解度だと、
ちょっと方向変えて聞かれた時に
答える事が出来ないですもんね。